いつの時代も眉唾物の儲け話はあるものだけど、ミミズで大儲けする、一山当てる、・・・という話があり、しかも日本だけではなく、海外でも多いそうです。
確かに、シマミミズは結構高いです。私は40g当り350円で購入しましたが、一般的には、500g5000円、1kgで9000円くらいです。成長スピードや、子供を産む割合から考えると、3ヶ月で倍に増えること、生ゴミを与えるだけなので餌代などコストがかからない、エコブームで今後売れること間違いない、簡単に儲かる、・・・という謳い文句で、投機目的のミミズ養殖悪徳商法が後を断たないそうです。利殖用の高価なミミズを買わせ、増えたら高値で買い戻すと約束するものの、実際には代金が振り込まれなかったり、雲隠れしていたり、小遣い銭かせぎさえ出来ない、被害にあうケースが少なくないそうです。
でも、この話、笑えません。だって、オーストラリアから戻ってきたとき、夫が一時にせよ、本気でミミズコンポストやシマミミズの販売で生活することを考えたことがあったからです。当時、2週間くらいかけ色々調べた結果、儲けにならない・・・ということが判って諦めたけれど、環境問題・ゴミ問題が背景にあるため、何か上手い方法を見つければ大儲け出来るかも知れない・・・と思わされてしまうのは、ごくごく自然だと思います。
すでに、ミミズでの生ゴミリサイクル、ミミズ糞の肥料販売は大産業になろうとしています。海外ではオーストラリアのように国をあげて取り組んでいるところもあるし、アメリカでは州をあげて取り組んでいるところもあります。中学校の給食で出る生ゴミ全てを、ミミズコンポストで処理している学校があったり、シアトルのキングドーム球場では、球場で出る生ゴミの3割ほどをミミズコンポストで処理し、できたミミズの糞を球場の植木や草花の肥料として与えているそうです。キューバではアメリカによる経済制裁の影響から家庭(ベランダ)菜園や有機野菜作りが発達していて、ミミズコンポストも国家レベルで推進されているそうです。日本は家庭用ミミズコンポストは盛んではないものの、企業では産業廃棄物の処理方法として取り入れているところが全国各地にあるそうです。
ミミズコンポストといっても、大規模なものになると機械化され、工場のようです。毎日15tのゴミを10~20億匹のミミズで処理している有機ゴミ工場もあるというのだから驚きです。東京のゴミ処分場が満杯になるのも間近。直にミミズ清掃工場為るものが出来るかもしれません。
ミミズで大儲けは出来ないかもしれないけど、将来家庭ごみも有料になるだろうし、ミミズを上手に利用できれば、エコだし、得にはなるんじゃないかな。
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